「ぺんぺんぐさ」は青葉台近隣の自然ゆたかな公園や里山を拠点に、週2~4日、1歳半から20人前後の子どもたちが、ゆったりたっぷり泥んこになって遊ぶ「青空保育」です。保育士4人を中心とした「預かり保育」に、お母さんも少しずつ交代で加わる安心感の中、四季折々を体と心いっぱい感じることで、子ども自らの力で育ちゆく「力」を発揮し、それぞれの個性を輝かせて、やさしくたくましく育ち合っています。

(年中長児も一部卒会せずに、週4回小さい子たちと合同活動・別活動おりまぜて、一緒に育ち合っています)

2016年11月20日日曜日

優しい心を育てるには、けんかも大事!

こんにちは。
ぺんぺんは、暑い夏も
雨の日も、寒い雪の日も
活動します!

だんだん寒くなると、
公園の山の中での活動になります。

意外と日差しがあって
暖かいんですよ。

今日も晴れていました〜♬

公園の山の方は
里山みたいな感じで良い!
斜面を滑り台に見立てて
滑ってます。

滑る時はお尻をつけて…がぺんぺん流。
登る時は犬のよう四つん這いで。
登れない子がいたら助け合い。
『ワンワン、ワンワン』
と言って登っていきます。



今日は少しドラマがありました。
その様子をお届けします。

つる草で、電車ごっこを始めた子ども達。
そこに電車大好きな青い帽子の彼が
入れてもらおうと来ました。



が、皆から『ダメー!』攻撃。
何回も入れてもらおうとするが、
ダメ攻撃が激しく…

とうとう泣いてしまいました。

普通なら、ここで親が介入〜
『◯◯ちゃん、入れてあげないとダメじゃない』
『△△ちゃん、うちの子がごめんね。』

こんな会話が聞こえてきそうですね(笑)


ぺんぺんでは、なるべく子どものけんか等に
大人が手を出さないようにしています。

今回も保育士ミエコさんと当番母は
アイコンタクトで、少し様子を見る事に。


ミエコさんが小さい子組で初めて
『あーかわいそうだなぁ〜』
と皆に聞こえるように呟いたそうです。

今まではトラブルが単純だったので、
見守るか止めるかが多かったのですが、
皆が育ってきたからこそ、
声かけを変えてみたそうです。
この言葉にピン!ときたのか
女の子が泣いてる彼に寄って行きます。


『なんで泣いてるの?』


実は彼女も最初、『ダメー』と
言っていた子の1人。


なんで泣いているか…わかるでしょう?
って大人は思ってしまいますが…(笑)

ミエコさん曰く


「小さな子どもの感情は、その時々
つながりがあるわけではない」

らしいです。


彼女もちょっと前に自分が言った言葉も
その時は入れたくない気持ちが
あったとしても、少し時間が経つと
感情は別のものになるのだそうです。



「泣いたカラスがもう笑った」
という言葉もあるように、
よくも悪くも気持ちの
切り替えが早いのですね。


彼女の左手は彼の肩にそっと
添えられてました。


この左手が本当に優しくて、温かくて

当番母の私は思わず彼女の行動に
涙ぐみそうになりました。
 彼も少し心がほぐれたのでしょう。
ミエコさんが、彼の気持ちを
聞いてみようって言い出し


彼は『電車に乗りたかった…』


と自分の気持ちを伝えてくれました。


そうすると、女の子が彼の手をつなぎ、
電車まで連れて行ってくれました。
やっと大好きな電車に乗れた彼。



2・3歳くらいの子はよく『ダメー』と言います。
あまりにもダイレクトで、キツイ言葉なので、
大人の方が傷つきますが…。


この年代はようやく周りの2人くらいを
仲間として認識できる年代らしいです。
なので、それ以外を排除してしまう…

それゆえの『ダメー』なのです。

普通の親はそこまでの知識がありません。
私も、ぺんぺんに入り、ミエコさんから
教えてもらうまでは知りませんでした。

当番母は子どもの安全を確保し
見守る役割はもちろんですが、

子どもの行動から
どうしてこんな行動をするのか、
成長段階のどういった時期なのか、
学べる機会でもあります。



ぺんぺんの活動に保育士さんが常駐して
くださるありがたさを痛感した瞬間でした。


そして、最後まで大人が介入する事なく、
子ども達の力で問題解決できた事に感動!!

まだ2歳ですよ!?
すごいなぁ〜。


ミエコさんがよく言っている言葉ですが、


けんかは悪い事ではありません。
ダメーと言われて傷つく事もあるでしょう
悲しい事、辛い事、楽しい事
さまざまな事を経験して
心が育っていくのです。

この経験を沢山する事によって
心を豊かにし、友達に優しくなれたり、
ストレスに強い子に育つのです。

だから、なるべく大人は介入しないで
見守れたらいいね。



これからまたどんなドラマが
見れるだろうか…
今後の皆の成長が楽しみです。



(アヤノ)