「ぺんぺんぐさ」は青葉台近隣の自然ゆたかな公園や里山を拠点に、週2~5日、1歳半から就学前の20人前後の子どもたちが、ゆったりたっぷり泥んこになって遊ぶ「青空保育」です。保育士5人を中心とした「預かり保育」に、お母さんも少しずつ交代で加わる安心感の中、四季折々を体と心いっぱい感じることで、子ども自らの力で育ちゆく「力」を発揮し、それぞれの個性を輝かせて、やさしくたくましく育ち合っています。

2014年2月26日水曜日

梅見

 
大きい子組、ひさしぶりのバスでの遠出、バスを降りたら自分のリュックを背負います。
 
さっと自分のリュックを背負う子、まだ一人では難しい子。
そんなときは子ども同士で手伝います。
 
 
 

 大雪から10日ほど経ちましたが、まだ日かげにはたくさん雪や氷が残っていました。
 
 
 つるつる滑る氷に、おおはしゃぎで滑ってました。
 
大きな氷を投げたりしてひとしきり残雪を楽しんだら、
梅林へ移動に。
 
早い子はダーっと行った後、
最後尾になった子が、ふと自分のズボンが濡れて寒いことに気づき、
「さむい~(泣)」と動けなくなっていました。
 
そんなとき、大人が声をかける前に、
すっと一人の子が何も言わず駆け寄りました。
 
 
そしてだまって寄り添い一緒に歩いて、みんなに合流。
 
そしてみんなで目的地の梅林へ。


 
ひとしきりかくれんぼや木登り、パトロール、などさまざまな遊びがあちらこちらで展開。
 
いつもは食後に絵本タイムをとることが多いですが、
今日は先に、保育者のミエコさんが用意してきてくれた
お花見の絵本を読みました。
 
絵本と同じように、お弁当は梅を見ながら・・・

 
ちょうど見ごろで、日なたはぽかぽかとあたたかく、絶好の梅見日和でした。
 
 
 
今日は特別に、「花より団子」もあり、みんなでいただきました。
 

 
きびだんごの残りのきなこにみんな群がる・・・


 
 
食べ終わったら、拾った梅の花や雪でお店屋さんをしたり。
 


当番母(私)が、梅林の一角の急斜面を見て、「登りたいなぁ・・・」とつぶやいたところ、
ミエコさんが「登っていいよ」と言ってくれたので、
見守りはもう一人の当番母とミエコさんにお任せして、ひとりひょいひょい登りだしたところ・・・
 


それを見つけた子どもたちが我も我もと登りはじめました。

写真だとなだらかに見えますが、結構な急斜面です。
また、 刈った草が置かれたままだったので、滑る滑る。
 
登るコース選定に失敗しずるずる滑る息子(号泣)、
 
いつもおとなしめだけれど、泣きながらも登り切る負けん気を見せてくれた女の子もいました。
 
登って降りて、また遊ぶ。今日はたっぷり梅林で遊びました。
 
↓枝を使って釣りごっこ。釣ったものを言い合って。
「たこ!」「いか!」「おべんとう!!」「●●のおかあさん!!」

 
 
 
 
 
 
遊びが止まらなくて帰りのバスに遅れそう、急げ~
でもゆっくりペースの子を早く行った子が待ちます。

帰り道、車の多い道路を渡って、いつもの場所で壁ピタ忍者!
みんな久しぶりなのに見事な忍者っぷりに笑えました。


 (マサ)