「ぺんぺんぐさ」は青葉台近隣の自然ゆたかな公園や里山を拠点に、週2~4日、1歳半から20人前後の子どもたちが、ゆったりたっぷり泥んこになって遊ぶ「青空保育」です。保育士4人を中心とした「預かり保育」に、お母さんも少しずつ交代で加わる安心感の中、四季折々を体と心いっぱい感じることで、子ども自らの力で育ちゆく「力」を発揮し、それぞれの個性を輝かせて、やさしくたくましく育ち合っています。

(年中長児も一部卒会せずに、週4回小さい子たちと合同活動・別活動おりまぜて、一緒に育ち合っています)

2013年2月1日金曜日

怒ってる!

今日は天気が良くてポカポカ、親はまったり気分でしたが、子どもたちにはドラマがたくさん…
久しぶりに^^ミエコさんの今日の様子をいただいたので、完全版でご堪能ください!     (アサコ)

大きな大きな幼虫  

畑にも木片チップが敷き詰められ、広々と気持ちのいい空間になっていました。今日は暖かくなりそうな予感。「ミエコ~、来て~!」と大きな声。見ると、木片チップから這い出て、大きな大きな幼虫が転がっているのでした。10センチ近い大きさのカブトの幼虫、久しぶりの虫の存在に怖さ半分、興奮半分で広い敷地を走り回り始めたヨッちゃん、カイト、リョウくん、ユヅちゃん。リョウくんは平気でつかんではポイッ、つかんではポイッ。虫とり名人のはずのヨッちゃんは怖くて手袋をしてつかんでいましたよ。












 
 
入会を決めて、2回目のリョウくんはすっかり仲間に加わって遊んでいました。薪を積みあげた山を上ったり、大きな犬を触らせてもらったり、鶏を見たり、葉っぱをちぎったり、暖かいと思い思いに過ごすだけで楽しくなるのは不思議です。














しばらくして「あれ?幼虫は?」とミエコが聞くと、置いたはずの鶏小屋の前にない。ヨッちゃんが「ないよ~」するとリョウくんがやってきて、「あそこにおいたよ」とか、カイトが一緒に探したりとか、子どもたちだけであれこれやり取りを始めて、すごいなあと思いました。最近トラブルが起きた時も、子どもの間で誰かが注意したり止めたりする姿が見られ始めています。ケンカも単純なケンカではなく「理由のはっきりしたケンカ」が増えてきています。とっさの危ないときは止めて、大きなケガには気を付けて、危なくない時は大人はなるべく存在感を消して見守ってみましょうね。きっといろいろなドラマが見られますよ。

小さな春を体いっぱいで感じました














畑でのんびり楽しんだので、お弁当を背中にしょって川原の散歩へ。自然と手をつなぎ始めて、7人と長~~く繋がって歩き始めました。広い景色の中を歩くのは開放感があってみんないい表情でした。朝から笑顔を見せてくれたシュンちゃんも、病み上がりなのに「ぺんぺん行く」と言ったナオくんも、ニコニコ楽しそう。なんと大好きな電車の見える散歩コースで大満足顔でした。














暖かいので地グモが出てきてミエコが捕まえるとみんな目をまるくして見つめたり、陽だまりにオオイヌノフグリやホトケノザが咲いているのを見つけてお母さんのおみやげにしたり、見晴らしのいいサイクリング道路の道端で座り込んでお弁当を食べたり、小さな春を感じてきました。














道路にヤマトくんとユヅが並んでしゃがみこむ姿がとても微笑ましく、カメラを向けた直後ケンカが始まって、ユヅがヤマトくんの髪の毛を激しく引っ張っていたのがおかしかったです。
それからヤマトくんが「ミエコさん、コケコッコって聞こえたよ」と、ナオくんが「ミエコちゃんとおててつなぎたい」と名前を呼んでくれて、嬉しいことがたくさんの一日でした。


「カイトのこと、怒ってる!」














お弁当の後、開放感の中遊んでいてカイトが石を投げました。少し大きめの石がヨッちゃんの頭に当たり、ヨッちゃんは頭を抱えてうずくまりました。すかさずミエコが駆け寄って話しかけると、カイトは事の大きさに戸惑ったようでした。「ママと一緒に石投げたよ」「畑の方に投げる」「畑に帰ろうよ」と話を逸らそうとする。大丈夫だと確認した上で「血が出ているかもしれないから、ヨッちゃんの頭を見てみようか」とミエコに言われ、顔色が少し変わる。「血は出ていなかったね。出なくてよかったね」と言われ、また話と視線を逸らし始めて・・・
「怒ってる!」と突然ヨッちゃんの怒鳴り声。「怒ってる!」「明日も、その次も!」「遊んでもずっと怒ってる!」。普段言葉は多くないヨッちゃんが、幼い表現ながらも怒りの気持ちをしっかりと言葉にする姿に驚きました。ミエコが同じ言葉を一言ずつカイトに伝えなおすうちに、カイトの顔色が変わっていくのがわかりました。後悔?戸惑い?そんな言葉で簡単に表現できないくらい、いろんな思いがカイトの頭の中を渦巻き始めたようでした。

小さな声で、「ごめんね」

普段は「ごめんね」を短絡的に要求しないようにしていますが、今回は一つの選択肢として聞いてみることにしました。ちょっと控えめに「カイちゃん、ごめんねって言ってみる?」。するとカイトは真顔でうなずいて、「ごめんね」。小さくてやっと聞こえるくらいだったけれど、声は真剣でしたヨッちゃんは一瞬ハッとカイトを見た後、一声唸って威嚇。しばらく沈黙が続きました。
大人の言葉が入りやすいカイト。しまじろうのDVDを見て「貸~し~て、い~い~よ♪」と歌っていたカイト。友だちに怒りをぶつけられて、もしかしたら初めて真剣に「ごめんね」と言ったかもしれません。ホンモノの体験から出てきた言葉には重みがあります。普段立ち直りに時間のかかるヨッちゃんは、その後1分もしないうちに機嫌をなおし、カイトにリュックをとって渡していました。思わずカイトは張り裂けそうに大泣きしましたが「もう怒っていないみたいだよ」と伝えると、安心した表情で2人で手をつなぎました。笑ったり走ったりしながら、一緒に畑まで帰っていきましたよ。     (ミエコ)

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