「ぺんぺんぐさ」は青葉台近隣の自然ゆたかな公園や里山を拠点に、週2~5日、1歳半から就学前の20人前後の子どもたちが、ゆったりたっぷり泥んこになって遊ぶ「青空保育」です。保育士5人を中心とした「預かり保育」に、お母さんも少しずつ交代で加わる安心感の中、四季折々を体と心いっぱい感じることで、子ども自らの力で育ちゆく「力」を発揮し、それぞれの個性を輝かせて、やさしくたくましく育ち合っています。

2012年8月1日水曜日

7月の活動の様子

本格的に暑い日が続くようになり、活動も水遊びが中心に。
 
全身ずぶぬれになると、「びしょびしょおばけだよー」と大笑い。
お風呂では顔に水がかかることを嫌がるユヅちゃんも、水場では頭からかぶったり顔をつけてはニコニコ。
ひとしきりみんなで水場で遊び、やっと汲んできたペットボトルの水を段ボールのお風呂にジャー!!もれて流れる水がまた楽しそうでした。
 
桜台公園のせせらぎでは、穴をあけたビニール袋に水を入れて、おしっこジャー!!遊びに夢中。
小さい滝から流れる水を、真剣な顔でペットボトルに汲んだり、おしりを浸しながらジャブジャブ下ったり。遊びも大胆になってきました。
 
生き物にもたくさん出会いました。
ながーいヒルやクワガタ、カブトムシ。ザリガニのハサミつきの頭を見つけて恐るおそるつまんだり。トンボ、バッタ、蝶、セミ、おまけのセミの抜け殻…。
間近で見る生き物に、怖がりながらも目をキラキラさせて興味津々の様子でした。
 
6月から親子参加で加わってくれたシュンちゃん。初めはママに抱っこ!のまま静かにお兄さんたちを見ていたけど、だんだん自分で歩いたり、たくさんお話や歌を歌ってくれるようになりました。
 
レギュラーメンバーは、小さい子のお手伝いをしたり、友達のことを気にかける光景をよく見るようになりました。
一緒に行こうと誘ったり、断られていじけたり(笑)。かと思えば手をつないで歩いたり。家族か兄弟のようで、関係が深まってきているんだなあと温かい気持ちになりました。
 
子どもたちが名付けた「泣かない日」。大人は注目しないようにしていますが、「お母さんがいなくても泣かないで遊べる」という誇らしげな子どもたちの顔は微笑ましいものです。
それでも、メソメソの日もあったりして…。
安心していろんな感情を出せる環境を保障してあげることもあげることも大事なことですね。
 
                                                          (カオリ)