「ぺんぺんぐさ」は青葉台近隣の自然ゆたかな公園や里山を拠点に、週2~5日、1歳半から就学前の20人前後の子どもたちが、ゆったりたっぷり泥んこになって遊ぶ「青空保育」です。保育士5人を中心とした「預かり保育」に、お母さんも少しずつ交代で加わる安心感の中、四季折々を体と心いっぱい感じることで、子ども自らの力で育ちゆく「力」を発揮し、それぞれの個性を輝かせて、やさしくたくましく育ち合っています。

2014年12月2日火曜日

小さい子組の秋の一日



職人さんと見まがうような真剣な表情で、
せせらぎを流れてくる落ち葉を横にかき分け、また流れてくる落ち葉を横にかき分け...
秋のこの時期、この作業に終わりはない。
冷たい水をものともせず、じっと流れてくる落ち葉をみつめる集中力もかなりなもの。
写真を撮る私の方が先にギブアップしたのでした。



なんだかみんな集まっている。
なんだろ?と行ってみると、数人が「綱引き」ならぬ、「つる引き」をやっていた。
なんでこんなところにこんな長いつるが??
子どもたちにはそんなことはどうでもいい。とにかく長い物はひっぱってみるべし!
お兄ちゃんの指示で、一斉にひっぱってみるものの、何度ひっぱっても抜けない。



お兄ちゃんは考えた。
みんなに一旦離れてもらって、今度は自分の体に巻き付けてひっぱってみる。
でも抜けない。


しばらくして、みんなあきてしまい、他のところへ遊びに行ってしまった。
そこに、さっきまでつるを持たせてもらえていなかった子が、
そーっとやってきて、独占。
おもいっきりひっぱってみたかったんだよね。


久々に当番に入って驚いたのは、
小さい子たちの会話がずいぶんとしっかりしてきたこと。
今日は、お弁当を食べながら数人で「ママ」について語り合っていた(らしい)。
よく聞くとそれぞれ違う話をしているけど、共通のテーマは「ママ」。
違う話をしているけど、なんとなく相づちはあっているような?
こういうのって、大人の世界でも時々あるよなあ、と思ってみたりして。


今日は、ミエコさんにかわってお兄ちゃんが絵本の読み聞かせ。
みんなの大好きな絵本「たまごのあかちゃん」


本の中にでてくる「でておいでよ~」というセリフになると、
みんな声をあわせて「でておいでよ~」と叫んでいる。

実は、我が娘は、いつも絵本の読み聞かせになると、
みんなが輪に集まるのを横目に一人違うところに遊びに行ってしまう。
「本に興味がないのかな?」「家での読み聞かせが足りてないのかな?」と
ちょっと気になっていたところ、
この日、家に戻り玄関に入った途端、なぜかとつぜん手を口にそえて、
「出ておいでよ~」と。何度も。
みんながやっているところ、ちゃんと見ていたんだね。
ウォーミングアップをしっかりしてからでないと、人前で出来ないのか?
こういうところは親に似ず?シャイらしい。



今日は、秋らしく、こんな作品づくりも。
それぞれ個性が出てて、いいな~。



(ゆみ)

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