「ぺんぺんぐさ」は青葉台近隣の自然ゆたかな公園や里山を拠点に、週2~5日、1歳半から就学前の20人前後の子どもたちが、ゆったりたっぷり泥んこになって遊ぶ「青空保育」です。保育士5人を中心とした「預かり保育」に、お母さんも少しずつ交代で加わる安心感の中、四季折々を体と心いっぱい感じることで、子ども自らの力で育ちゆく「力」を発揮し、それぞれの個性を輝かせて、やさしくたくましく育ち合っています。

2013年6月26日水曜日

コクワガタのオスとの攻防


ショボショボ雨の中、里山へ…

バスをおりるとなんとコクワガタのオスに出会ってしまいました!
ほれぼれするような歯をカッと開いて威嚇する姿に、めずらしくヨッちゃんは手が出ず、
リョウちゃんが今回もつかみたくてでも恐くて、大絶叫。
みんなリョウちゃんとコクワを囲みしゃがみこむこと20分ほど。
その間にバスが3~4台通り過ぎていきました。

ヨッちゃんは本当はほしかったみたいで
「クワガタはカブトムシのお友だちだから持っていっちゃいけないんだよ」
と何度もつぶやいていました(笑)。

リョウちゃんちょっとだけつかめたのでミエコが袋に入れて一緒におさんぽ
(難易度の高い生き物は大人がみつけてとったら大人のものです。安易にあげません)。
そのあと特に興味のないカイちゃんがあっさりコクワをつかんでしまって、笑ってしまいました。

やっと進もうと思ったら、頭上にヤマモモが鈴なり。
傘の柄が使えなかったのでロープにバンダナのおもりをつけて
カウボーイみたいにぐるぐるまわして
枝に引っかけてみると高い枝をつかむことができて、
子どもたちは目が釘づけ、大人おおよろこび。

今までぐずっていたシュンちゃんもピタッと泣きやみ甘ずっぱい味を味わいました。

田んぼのあぜにはオタマからカエルになったばかりのミニミニカエルや、バッタ、カマキリが
次々見つかって、めったに出会えないツルイチゴの真っ赤な実もたべました。

怖いもの好きの3人組(特にリョウちゃん)は杉林のうっそうとした谷間に行きたいと、
沢をこえ、山登りのような階段をのぼり、東屋をみつけてお弁当にしました。
ヤマトがよく歩くのですごいです。

(ミエコさんの「今日の様子」より)

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