「ぺんぺんぐさ」は青葉台近隣の自然ゆたかな公園や里山を拠点に、週2~5日、1歳半から就学前の20人前後の子どもたちが、ゆったりたっぷり泥んこになって遊ぶ「青空保育」です。保育士5人を中心とした「預かり保育」に、お母さんも少しずつ交代で加わる安心感の中、四季折々を体と心いっぱい感じることで、子ども自らの力で育ちゆく「力」を発揮し、それぞれの個性を輝かせて、やさしくたくましく育ち合っています。

2013年5月8日水曜日

やんちゃ坊主の弱いところ

朝、段ボールからにっこりしてくれました。もうすぐ預け開始だね

「ほら、これあげる」と崖すべり中のナオくんに枝を差し出す…
最近、月齢の近いこの二人の関係が面白いです

ここからは、ミエコさんの今日の様子です

(アサコ)

 ゴールデンウィーク明け、久しぶりの活動で、泣き声が聞かれることもありましたが、
新しい子たちは以前より表情がやわらかく笑ったり微笑みかけてくれたり、
初期からの子たちは4月の落ち着かない様子だったのが、ぐんと落ち着いて過ごせ、
全体的に友だちの関わりも見られて、きもちいい天気の中、きもちよく過ごせました。

***

朝泣いていたボンちゃんをじっと見つめていたダイちゃんが小さな手でボンちゃんをふとなでました。
ボンちゃんの頭は高くて届かず、胸をポンポンと。
1歳半前のこんな小さな子が…とびっくりしました。
今日もあちこち歩いて行こうとするダイちゃんをヨッちゃんリョウちゃんが手をつないで戻してあげたり、
カイちゃんが通せんぼしてあげたり(しかもお弁当箱片手に)、
そんな毎回の関わりの中で芽生えたものかもしれないと思ったらなんだか嬉しくなりました。
(おさんぽの好きなボンちゃんは歩き始めたら大丈夫になりましたよ)

***

「ヒバ、泣かないよ」と教えてくれて朝すぐ遊び始めたヒバくん。
どろんこしたり、走り回ったり、やんちゃぶりを見せてくれましたが、
注意されることが苦手ということが発覚。
長い棒で何回も友だちをたたこうとするので、「棒はもうやめよう」とコッさんに言われたらしく大泣きで
お弁当食べに行かない、抱っこもイヤだとかなり粘って、池の近くで立ち往生となったそうです。
途中から私が加わっていろいろ聞くけどガンとして返事がない。
でも「棒だめって言われてこわかったの?」と聞くときだけ一瞬泣きやみ、
ちょっと意固地になっているなと思ったのでサッと抱っこして
「いやだったね…」と言いながら拠点に戻りました。
途中「歩く?抱っこする?」ときくと「だっこ」と答えてくれたので、悪い気はしなかったみたいです。
お弁当の時もヤマトくんに「ちょうだい」と言わずにイチゴをもらったことをちょっと指摘されたら、
全く動かなくなってしまい、「ちょうだいって言わなきゃと言われていやだった?大丈夫だよ」と
ミエコに言われるとまたお弁当を食べ始めていました。
立ち直ると突如として早口のおしゃべりさんに戻るのでおかしいです。

 朝ちょっと泣いたあとは、ミエコに時々ペタ~っとくっついて甘えながらよく遊んでいたナオくんと、ボンちゃん、ヒバくんは、「のんびりじっくり弁当コンビ」で、他の子が川に遊びに行っても
アサコさんとず~っとおしゃべり(特にヒバくんが)しながらよく食べていましたよ。
すてきな光景でした。

池の浅瀬に豪快に座り込んだダイちゃんに触発されてユヅが思い切りジャンプして
おしりからジャポーンと飛びこんだり、

近所のおじさんにもらった大きなザリガニをヨッちゃん、ヤマト、リョウちゃんがつかめたり、
暖かい季節ならではの遊びも。
ヤーくん、ミキちゃんも今日はよく笑いかけてくれたり、みんなの輪の近くで遊ぶこともふえ、
コッさんずっと一緒にいたシュンちゃんも話しかけると笑ってすぐ答えてくれたり、
とても楽しい半日でした。

(ミエコさんの「今日の様子」より)

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