「ぺんぺんぐさ」は青葉台近隣の自然ゆたかな公園や里山を拠点に、週2~5日、1歳半から就学前の20人前後の子どもたちが、ゆったりたっぷり泥んこになって遊ぶ「青空保育」です。保育士5人を中心とした「預かり保育」に、お母さんも少しずつ交代で加わる安心感の中、四季折々を体と心いっぱい感じることで、子ども自らの力で育ちゆく「力」を発揮し、それぞれの個性を輝かせて、やさしくたくましく育ち合っています。

2019年7月2日火曜日

やだって叫んでもいいよね



こんにちは
小さい子母のそんです

この日は小さい子の活動日

子どもたちはいったい
どんな遊びをしてるか
ちょっと覗いてみましょう

*  *  *

この日は朝から雨
湿度が高くて息苦しさを感じるほどの
蒸し暑い日でした

水溜りで遊んでいた小さい子組の
コウくん、ダイちゃん、サクちゃん

しばらくしてタライが2つ出てきて、
1つはコウくん、1つはダイちゃんの手に…



サクちゃんはダイちゃんの所へ
そこから取りあいに発展

「だめ!やめて!」と泣き叫ぶダイちゃんと
無言で引っ張り続けるサクちゃん

サクちゃんは叩かれても顔色1つ変えず…
しばらく攻防戦が続き、
最終的にダイちゃんの手からタライは離れ
サクちゃんの手に渡りました

取り合ってる時間は3分位だったけど
私には5分にも10分にも感じた長い時間だった


近くで見守っていた
保育士ミエコさんが間に入り


「だいちゃんが先に持ってたの〜?」
「………うん」
「タライ…使いたかった?」
「………うん」


「ねぇ…サクちゃん…ダイちゃんが
先に持ってたの?」
「………」サクちゃん頷く


「じゃあ、残念。ダイちゃんのだね…」


と、ミエコさんとのやり取りで
サクちゃんは抵抗せず手を離しました

まだ少しメソメソしているダイちゃんが
た水溜りで遊び始め
試しにサクちゃんに
「一緒に遊ぶのがいい?」と聞いたら
ニコッと満面の笑みを返したそうです

戻ったタライを抱え込んでいたダイちゃんも
しだいにサクちゃん、コウくんと
向かい合ってしゃがみ始め
どろんこ遊びに夢中になり…




今まで取られる事が多かったという
ダイちゃんがすごく必死に抵抗している姿も

頑張って抵抗するけど
いつもすぐ取られてしまうサクちゃんが
最後まで諦めず
欲しいものを取りに行く姿も

逞しくて胸が熱くなりました


そして、攻防戦が終わった直後なのに
お互いが一緒に遊んでもいいと思える
2人はすごいなぁと思いまし


きっと取り合ってる時に
大人が止めてしまっていたら
こんなやり取りは見れなかったんじゃないかな?


我が子だと
ついつい手も口も出してしまいがち…


もちろん危ない物を取り合っていたり
怪我に繋がるようなケンカは止めるけど
そうでなければ
子どもたちの世界を大事にしたい



子どもは子どもの世界で
自分の気持ちを
泣いたり叫んだりして
一生懸命主張します




「やだ!」って叫んでもいいよね





そんな風に思った日でした



そんより




*   *   *   *   *




「あそぼう会」はどなたでもどうぞ!
生後8ヶ月頃から楽しめますよ^^

次回7月18日(木)(基本的に第3木曜日です)
水が楽しい季節になりました。

暑い日も、木陰は過ごしやすく、
お日さまと
心地よい風をかんじて、
たっぷり遊びませんか?

夏にたのしく遊ぶコツもお伝えしますよ。

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