「ぺんぺんぐさ」は青葉台近隣の自然ゆたかな公園や里山を拠点に、週2~5日、1歳半から就学前の20人前後の子どもたちが、ゆったりたっぷり泥んこになって遊ぶ「青空保育」です。保育士5人を中心とした「預かり保育」に、お母さんも少しずつ交代で加わる安心感の中、四季折々を体と心いっぱい感じることで、子ども自らの力で育ちゆく「力」を発揮し、それぞれの個性を輝かせて、やさしくたくましく育ち合っています。

2019年5月12日日曜日

0さいから3さいの、外遊びのいっぽ(2) はやべん

~ はやべん ~




「はやべん」って、早弁のことです。
春は、ママから初めて離れる子も多くて、
ママの味が恋しい子がたくさん。

大きな子は平気で遊んでいるのを横目に、
10時すぎたら食べ始める子も、ちらほらと。

ほら、荷物にまぎれて、
こっそりお弁当箱を開けている子が
今日もひとり。

小さい子は、
遊びが生活そのもの。
生活も遊びです。

だからお弁当を外で食べるということ、
ただそれだけで、
楽しくてうれしくて。




さて、こちらは、
まだママとは涙涙のお別れをくり返す、
新入りちゃん。

浮かぬ顔で、やはりお弁当箱をあけて、
ゆっくりゆっくり食べだします。

ゆっくりゆっくり
ほんとうに、ゆっくりで、

食べているんだか、
となりのおねえさんたちの遊びを見ているんだか。




そのうち、どんどん「はやべん族」が
集まってきて、








あれよあれよと、
こんなににぎやかになってしまいました。





それでも
まだまだもぐもぐもぐ。



でもね・・・

大人にそばにいてもらって、
食べながら、気持ちを落ち着けて、
おねえさんたちの遊びを見て、
自分の力で気持ちを切り替えられる時間が、
一日一日と早まっています。



お腹も満たされて、
きもちもほっとすると、
こころがひらくのですね。

今日は急にこんなえがおを
見せてくれました。

まるでポンと
スイッチがはじけたような、
変わりようでした。






これから、ママからの第一歩を、
子どもたちは
ゆっくりゆっくり歩き出します。

「なにもしない」ということが
なかなかゆるされないいま、

見ているだけの自由も、
食べているだけの自由も、
涙も受けとめてもらって、

そうやってはじめの一年の
小さい子ぐみは、
「自分」をしっかり
はぐくみます。



食べ終わったら、
すっかりこころが開いて、
ぐぐぐんと遊びだしました。






これから、いっぱいいっぱい遊んでいこうね。



(みえこ)



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「外遊びって、どうしたらいいですか」
そう聞かれることが増えてきて、

ぺんぺんぐさで一昨年作った
リーフレットです。



むずかしいことはないですよ。

子育ては、
ひとりじゃ苦行になりがちだけど、
いっしょに誰かがそばにいれば、
思わぬ世界が広がるもの。

それは外遊びもおなじです。

できれば
同じくらいの年の子と過ごして、
じっとそばで見つめていれば、

子どもたちが
どんどん遊びをつくり出します。



そんな様子をお伝えしたくて、
「スパイスアップ」さんも連携してくださって、
あたらしい連載をはじめます。


この街に、
子どもたちの歓声が広がりますように。


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「あそぼう会」はどなたでもどうぞ!
生後8ヶ月頃から楽しめますよ^^

次回5月16日(木)(基本的に第3木曜日です)
新緑が美しい季節。

お日さまと
心地よい風をかんじて、
たっぷり遊びませんか?

水遊び、お花つみ、虫探し、どろんこ・・・
いまは
外にいるだけで
いろんな遊びが楽しめますよ。

詳しくは、こちら



初めてぺんぺんぐさの
ブログを見てくださった方は
まずはこちらもどうぞ^^


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3歳から6歳の、
大きい子の育ちは、

連載中の

をどうぞ。


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ぺんぺんで一緒に育ち合う仲間も、募集について

月2回参加する1歳からの親子組の募集は
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