「ぺんぺんぐさ」は青葉台近隣の自然ゆたかな公園や里山を拠点に、週2~5日、1歳半から就学前の20人前後の子どもたちが、ゆったりたっぷり泥んこになって遊ぶ「青空保育」です。保育士5人を中心とした「預かり保育」に、お母さんも少しずつ交代で加わる安心感の中、四季折々を体と心いっぱい感じることで、子ども自らの力で育ちゆく「力」を発揮し、それぞれの個性を輝かせて、やさしくたくましく育ち合っています。

2017年10月17日火曜日

雨も、たのしい!

保育士のみえこです。

この前は真夏の暑さと思ったら、
秋雨前線が急に勢力上げて、
冷たい雨がつづいていますね。

この日も、急に涼しい秋雨模様でした。
屋根があって、安心して雨宿りしながら遊べる
こじんまりした野外センターは、
子どもたちの大好きな場所。

だって、焼き芋がたらふく食べられるんですから。




小さい子が多い日は、
大人が火を起こし、火の番をしますが、
「たき火体験」でなくても
ただただ火をそばに感じながら遊ぶということって
とても大切で、贅沢なことのような気がします。

ふつうに遊んで遠くにいても、
煙のにおいが漂ってくること。
煙の向こうはよく見えなくて、
風が吹いたら、煙が自分の方に追いかけてくること。
パチパチと燃える音。
近くに行けば、ぬくもりがうれしいこと。
そして、だんだんお芋の焼けて甘いにおいを感じながら、
まだまだ遊び続けること。

ヒトが火を操れるようになった頃からの遠い記憶なのか、
火がある場所は今の子どもにとっても、安心感があるみたいです。




火のそばに行くと、
子どもたちもなんだかおしゃべりがはずみます。


ポツポツ雨の中、
どんぐりを拾ったり、




どんぐりのお料理を作ったり、




たき火のまねごとをしてみたり、




狭いところにかくれてみたり、




ぺんぺんで2番目に小さな、2歳なりたての子が
こっそりマネしてみたり。




小さな子たちは、狭いところが大好き。
おもちゃや、お日さまがなくても、
息の合う友だちがいたら、
どこでも遊べてしまいます。



これもきっとかくれんぼしているつもりなんでしょうね。





そのうち、ターフ屋根の上に雨がたまったので、
雨だれで遊んでいた水好きな子めがけて
イタズラ心で、雨水を流しちゃいました。




「もっとやって~」「もっとやって~」
とリクエストされて






いい笑顔!

この後は、おとなしく並んで
ポツリポツリと落ちる雨だれを集めていましたよ。




2歳なりたての小さい子は、
ターフ屋根から流れた雨水の水たまりで遊び始めていました。






この後、焼き芋をいただいて、
お弁当もしっかり食べて、またひと遊びしました。



次の日は、もっともっと寒い雨でしたが、
結局あたたかいお部屋の中には入らないで終わってしまい、
あたたかいカレーを食べて、
たくさん遊びました。

子どもはやっぱり風の子!
自律神経も鍛えられて、
めったに風邪をひかなくなります。



寒い日は、大人がめげてしまわないように、
冬の外遊びの工夫さえすれば、
楽しいことがいっぱいです。

特に冬の晴れた日は、
透明感のある凜とした空気、
北風を避けられる場所での、日だまりの暖かさ・・・
冬は冬ならではの楽しさがあります。

冬の知恵を知りたい方は、
あそぼう会でもお教えしていますよ。




とはいえ、まだ10月です。
晴れていれば、気持ちのいい空のもと、
まだまだたくさん遊べますね。





(みえこ)


保育者からのメッセージ のページもどうぞ。

*久々に、2つ更新しました!*




「あそぼう会」はどなたでもどうぞ!
生後8ヶ月頃から楽しめますよ^^

次回は11月16日(木)
 ぜひ遊びに来てくださいね!

秋の始まり…どんぐり拾いや
落ち葉での遊び…大人も癒やされますよー

雨予報でも、屋根のある場所で安心して雨宿りしながら
“たき火と焼きいも”に変更しますので、
雨だれや水たまりなど雨ながらの楽しみも、ぜひ。

詳しくは、こちら

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