「ぺんぺんぐさ」は青葉台近隣の自然ゆたかな公園や里山を拠点に、週2~5日、1歳半から就学前の20人前後の子どもたちが、ゆったりたっぷり泥んこになって遊ぶ「青空保育」です。保育士5人を中心とした「預かり保育」に、お母さんも少しずつ交代で加わる安心感の中、四季折々を体と心いっぱい感じることで、子ども自らの力で育ちゆく「力」を発揮し、それぞれの個性を輝かせて、やさしくたくましく育ち合っています。

2015年8月17日月曜日

親子ではじける!

ミエコさんがいつも書いてくれる、「今日の様子」からの抜粋です。

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 久々の蒸し暑さ、一時ほどの暑さではありませんでしたが水遊びを堪能しました。
小さい子(満3才まで)がぐんと遊べるようになったので、年中年長と合同でしたが、ものおじせずに交じって遊ぶことも多くいい刺激をもらい、また年中年長もぐんと成長して小さい子たちにうまく遊びをリードする姿も見られ、この夏の成長を感じた充実した1日でした。 


 やって来たのは朝から水道にかぶりついていたダイちゃん、ソウくん、アイくんケイちゃんの虫探しにお付き合いしていたカイト•ヒバもやってきました。
水を飛ばしながらすでに全身ビショビショの大人に体当たりで楽しんでいました。
その脇にふと見ると水着を着た親子が2人。最近調子のいいホタ親子が、どう参戦しようか様子を伺っていました。今日は上下水着のIさん、年中年長の激しい水攻撃も臆せず、堂々たる当番ぶりでしたよ。

 物静かなユウカちゃんは、やはりウォータースライダーに参加。いつの間にか当たり前のように加わっていたそうです(笑)。さすが!


 一方、どろんこチームは、ユヅ、ツヅの素敵なお料理ごっこに釣られて、ごっこ好きのハアちゃんは、年中年長女の子と遊ぶのがとっても楽しそうでした。
コトちゃんナオトは2人で黙々とず~~~っと水槽に向かってすごい集中ぶりだったので、聞いてみたら「チョコレートケーキ」を作っていたそうです。
ユヅ•ツヅのお料理には「バッタ」という料理もあって、豆腐カップにバッタを入れるものだから、すぐ逃げだして何度も追いかけるのが大変な料理でした(笑)。

ソウくんもめずらしく水遊びを切り上げて合流。私に「りんご(どろ団子に松葉を立てる)」と「バナナ(長細いどろ団子)」を何度も注文してユヅ•ツヅの大鍋に加えていました。どろどろは苦手ですが、言われると自分で持っていました。
久しぶりの参加のアイちゃんも、ドングリのお料理に興味が出てきました。お茶をめぐってコトちゃんと取り合いのケンカ、立派な主張ぶりでした。

虫捕りの後メソメソ気味になってしまったケイちゃん。食べたら調子が出るかと思い「お弁当食べようか」と話してうなずいたものの、水槽が目に留まり、遊び始めたら止まらなくなりました。
やっぱり息の合うハアちゃんといつの間にかみんなから離れて、タライとバケツを一つずつ抱え込んで、並んでちょこんと座って鍋料理。ハアちゃんの顔中ドロがついているし、ケイちゃんも満身の笑みでとっても素敵でした。


 水槽専属だったナオト。ドロだらけの手で怖い声をかけてみると逃げ出して、ニコニコ追いかけっこになったのですが、ふとウォータースライダーが目に入り、立ち止まったナオト。じぃ~~っと見つめた後、自分から入り込んでいきました。
初スライダー!なんとダイちゃんの飛ばす水が目に入っても、目をしばらくこすってすぐまた遊びだしていたナオト。ワンワンしたり転げまわったり、ダイちゃんの頭にペットボトルの水をかけたり、いい笑顔でとっても素敵でした。
そこへカイト•ヒバ•ユヅ•ツヅも加わって、自然に年中年長がトンネルを作ってロンドン橋を歌って、2人とペロさんがハイハイしながらくぐって、みんながお弁当を食べ始めても全く気にせず1時近くまで遊び続けて、とっても素敵な光景でした。(一方ナオトを追いかけた私はシュンちゃん警察官に風呂敷で捕えられてしまいました(笑))

 お弁当の後、またメソメソ気味に「かかどこ?」と聞いてきたケイちゃん。手をつないで歩くことにしました。
ふと見ると、ウォータースライダー場のブルーシートをどけたところにちょこんと座っていたのがドロ好きのソウゴくんユウカちゃん。あまりにかわいらしくて、笑ってしまいました。
 私も入ってみると、やはりドロ好きなケイちゃんも入ってきて、ダイちゃんも加わって泥水を跳ねさせて遊びました。
そのうちソウゴくん・ダイちゃんがドロを投げはじめ、ドロ投げ合戦に。ケイちゃん・ユウカちゃんも投げるし、アイくんは一歩離れたところからちゃっかりドロ投げ。ハアちゃんもウズウズしながら近くで見ていました。
みんな揃って服がドロドロ。ケイちゃんの絶好調の笑顔が嬉しくて、私もついはしゃいでしまいました。
                       (ミエコさんの「今日の様子」より抜粋)