「ぺんぺんぐさ」は青葉台近隣の自然ゆたかな公園や里山を拠点に、週2~5日、1歳半から就学前の20人前後の子どもたちが、ゆったりたっぷり泥んこになって遊ぶ「青空保育」です。保育士5人を中心とした「預かり保育」に、お母さんも少しずつ交代で加わる安心感の中、四季折々を体と心いっぱい感じることで、子ども自らの力で育ちゆく「力」を発揮し、それぞれの個性を輝かせて、やさしくたくましく育ち合っています。

2015年10月29日木曜日

青空の下で...

お久しぶりです
そして私が当番の日は何故かイレギュラー続き...
通常保育なのはいつぶりかしら?
合同活動の日です

この日はお天気が良くて気持ちよかった~
朝は寒いのに日中は暑いから
毎日着る服を失敗してます...


青空の下各々遊ぶ子どもたち
そしてこの日初バッタのカレ
真剣な表情が素敵~

保育士のみえこさんと子どもたちのバッタ探し
私も一緒に探したけど1匹も見当たらず...
みえこさんは「あーいたー」と
次々にバッタを見つけて
子どもたちに教えてました

私ももう少し修行しなくては!!笑

そしてバッタ探し中に転んだ息子
手を貸そうかと思ったけど
そういえば手と口は出さずだった...と思ったら
ハーチャンに助けを求めてました
3歳の力で大丈夫かなー?って思ったけど
普通に引っ張ってくれて立ち上がりました


そこに大人は加入してない


こっちの心配なんて
関係なく普通に助けてた

子供は知らないとこで成長してる
その成長についていけてないのは大人なのかも?

こういう瞬間が大好きです



そんな中黄昏れてるカレとの会話は
「6歳になったらねー小学校にいくんだよー」
来年小学校にあがるお姉ちゃんの影響かしら?
小学校は憧れなのかもね


次に始まったのは忍者ごっこ~
あれ?1人忍者じゃない子もいるね
忍者チームは年少さん
なりきってます!!

実は忍者たちの下では少し早い絵本の時間
預けが始まったアイチャンはママ大好き
しばらく泣きっぱなしで
みえこさんがずっと抱っこしてくれました

みんなで絵本読んで
うたを歌って少し落ち着いたみたい

それを見守ってたのが忍者たち

寂しそうな子
泣いてる子
みえこさんはいつもピタッとくっついて
サポートしてくれます

母としても安心できる存在です



息子はマントで嬉しそう
小さい子たちにはマントが人気♪
マントをつけると飛べると信じてる息子
そのピュアな心を忘れないでね


おっと
ここでも虫を捕まえた彼女は
袋に入れてもらってる
この写真
なんだか愛が溢れてそうで大好きなのです


まだまだケンカも多い小さい子たち
はじめは水道の取り合いで喧嘩してたのに
気付いたら後ろから抱えてサポートしてた
大丈夫かなー?って思って見守ってたけど
まさか早々ケンカはなくなって
助け合ってるなんて!!

成長したなぁ





この日から本格的に預けが始まったカノジョ
お兄ちゃんは生粋のぺんぺんっ子
年中長組にいます

いつも活動後どこんこになって遊んでる
泥水にもハイハイで飛び込んでいって
自然と一緒に育ったカノジョ

お母さんがいなくなった時は少し泣いたけど
すぐに遊び出しました

私の娘(1歳)もいずれぺんぺんへ
自然と一緒に育つって素敵だなぁ

息子はぺんぺんに出会う前は
余り外遊びはしなかった

今は9時半から16時まで遊びっぱなし

そんな楽しい場所に出会えた事が
息子にとって1番幸せなんだろうなぁ


我が子だけではなく
ぺんぺんの子どもたちの成長が楽しみです

まきより

2015年9月18日金曜日

10/2(金)、『こどもの時間』上映会を開催します!

埼玉県にある「いなほ保育園」では、畑や林もある4000坪もの敷地の中で、
0歳から6歳までおよそ100人のこどもたちが、
大人と、動物たちと、火や水や土や風とともに暮らしています。
保育士さんと親たちによる手作りの園で繰り広げられる日々は、
まるで昭和の古き良きこども時代。

2001年の公開当初、天声人語など新聞やテレビで多数取り上げられ、
ぺんぺんぐさ保育士ミエコの子育て観にも影響を与えたというこの作品……
観るひとによっては、こんなふうに自分の子が育つなんて考えられない!と
拒否感を持ってしまうこともあるかもしれない、かなり衝撃的な問題作とおどされて?!、
怖さ半分、楽しみ半分でした。

確かに、始まってすぐから2歳そこそこの男の子たちのやりとりにヒヤヒヤ……
思わず「あっ!」と声をあげてしまうシーンも。
あかぎれのほっぺた、ぷくぷくとした手で手づかみするご飯、
大人が危険と思って遠ざけてしまいそうなしかけがたっぷりの園庭(…という概念をくつがえす
スケール!)を縦横無尽にとびまわり、
季節のうつりかわりや自然の恵みをいっぱいに味わうこどもたち。
あっという間の80分、こどもたちといっしょに駆け、笑い、泣き、
卒園の日を迎えたかのような気持ちでエンドロールを見送りました

なんて素敵なところ!
そして、少し離れた横浜市青葉区、それほど大自然にはいない私たちですが、
こどもたちの姿、それを見守る保育士さんたちのまなざしに共感し、勇気をもらいました。
ちょっとぐらい汚くたって(ちょっとどころではないときも……)、 
仲良しの子と取り合いをして泣いたって、
こどもたちはみんな心の栄養にして育っていく。
こどもたちも、わたしたち母親も、なんど失敗したって大丈夫。

小さなお子さんをお持ちの方はもちろん、すっかり大きくなったお子さんをお持ちの方も、
かつてこどもだったすべてのみなさんに、観ていただきたい作品です。


もったいないので詳しくは書きたくないのですが、
終盤、あまりの本気と本気のぶつかり合いによる高等なおふざけに、
一同笑いが止まらなくなるシーンがありました…… 
 ぜひみなさんにも笑っていただきたいです^^

(アサコ)

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             青空保育ぺんぺんぐさ主催
  『こどもの時間』自主上映会
火と水と土と風とともに生きる、埼玉いなほ保育園のこどもたち
0~6歳のこどもたちの生命輝くドキュメンタリー映画 


It`s A Child`s World!
~あのキラキラした時間を思い出して。
        大人も元気に、子育ても楽しくなるはず~

一心に食べ、遊び、満ち足りて眠る。
かつて、こどもにとってあたり前だったこと。
こどもはこどもの中で育ちます。
そして土や水や虫たちと「こどもの心が輝く時間」を持てたなら、
子育てはきっと大丈夫。
そんな思いで上映会を企画しました。 


野中真理子監督作品
語り イッセー尾形
2001年/カラー/80分
文部科学省選定映画


https://drive.google.com/file/d/0ByzUY5kTTISgakxwOURqMk81SWM/view?usp=sharinghttps://drive.google.com/file/d/0ByzUY5kTTISgakxwOURqMk81SWM/view?usp=sharing
*チラシをクリックしていただくと、PDFデータで見られます


日時:10月2日(金)

10:00~12:00(9:30開場)
場所:もえぎの地域ケアプラザ

(東急田園都市線「藤が丘駅」より徒歩7分)


参加費:前売り800円 当日1000円(前売優先)
(お子さんは同室できます。床にマットを敷いた座席や、休憩スペースとおもちゃも用意します。)

*交流会&活動紹介(12:10~13:30 無料)あります。
 お弁当持参で一緒におしゃべりしましょう!


お申込み:こちらのフォームでお受けしております!
*一時、エラーが出て申し込みができないときがありました。現在は復旧しております。
ご迷惑をおかけしてたいへん申し訳ありません!
まだ少々お席がございますので、お申し込みお待ちしております。

問い合わせ Email:penpengusaevent@gmail.com(内藤)


主催:青空保育ぺんぺんぐさ

共催:もえぎ野地域ケアプラザ



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2015年9月16日水曜日

雨の日芋虫ウルトラマン



雨が降ったりやんだりの日。

年少中長(3歳~5歳児)のみんなで、バスで高架下の場所へ、
遊びに行きました。



バスを降りてからも、なんだか仲良しなこのふたり。




道に落ちてたおいしそうな木の実を見たり…



おおきいミミズをみんなで観察しながら、高架下へ。


着いたら、なぜか芋虫がたくさん!
近くにある石と草花やみかん(なぜか捨ててありました)などを使って、
「芋虫ようちえん」の開園~


この場所には、そのほかの虫もたくさん!
カマキリを見つけて、ぱっととり、他の子にも見せたりしていました。


風呂敷で、忍者ごっこの開始~!




長らく戦いごっこに加わらなかった子が、今日は参戦!
胸が熱くなる戦いでした…!








ウルトラマン、来たる!!




高架の上から、水がしたたる場所があり、「滝!」と、みんなでうたれたり。
こんなことでも、子どもって遊べるんですね~


今回、初参加の子も、忍者になって元気に遊んでましたよ~!


(ペロ)

2015年9月11日金曜日

カッパ出没

ミエコさんがいつも書いてくれる「今日の様子」より抜粋です。

*****

















 今日は、ブルーシートのウォータースライダーでビチョビチョ怪獣デビューできた子が続出でした。


 はじめウォータースライダーの上で水を撒きはじめたらやってきたのは、ダイちゃん、ウタちゃん、ソウくん、アイちゃん、コトちゃん、ソウゴくん、そして元気な親子参加の方たち。
水大好きコトちゃんは、一歩はなれて靴を脱いで、加わりたそうだけれど、ず~~っと見ていました。刺激をいっぱい受けていたのかな。

ソウゴくん2歩はなれたところで、ペットボトル片手に水がかかってもず~~っとニコニコ顔。保育協力者コッさんが華麗な滑り込みを披露すると引き込まれて、いつの間にか渦中に。
わいわいしている真ん中に加わったのは初めてかもしれませんね。笑顔がいつもに増して実に素敵でした。

 前回ウォータスライダーに挑戦しようとして泣かされてしまった、ホタ
お母さんが自慢の水着を着て来たので、思い切って滑り込みすると、今日はホタも一緒にニッコニコで転がったり滑ったり始めました。2人の水遊びっぷりは素敵で見とれてしまうほど。
お母さんが時に羽目を外して遊んでみると、子どもに優しくなれるし、子どもも嬉しいみたいですよ。
その後ホタはお母さんから離れてスライダーで遊び続ける姿にびっくりでした。

 さて、ふと視線を遠くに移してみたら、遥かかなたの端っこでマオ、ヒナタ、ヤーくん、ワタルくん、オウちゃんがコチョっと固まって並んでいるではありませんか。
この日一番大きい年少さんがあんな片隅でかわいらしく遊んでいる姿に笑ってしまいました。

どうやらマオの先導で、○○競争で走りまわっていたみたいで、バトン?のスコップを風呂敷に並べて、ちょうどお休み中だったそうです。
遥か遠くからの私の視線に気づいた年少さんたち、パラパラとやってきて、ウォータースライダーに加わり始めました。

さすが、最近絶好調のヤーくんとオウちゃんは、すぐ頭からビショビショ。ワタルくんもちょっと間をおいて、いざ加わったら、全身で水を感じる姿がさすが。
マオは「マオ水入らないの」と話していましたが、楽しげな様子に「やっぱり入る!」。
いざ入ると、やはりマオ、底なしの笑顔で水の上を転がりまわり、1年ぶりのその姿に胸が熱くなってしまいました。

大好きなダイチやボンちゃんが卒会した春、その後きょうだいのようなイッちゃんが引っ越してしまって、ケンカや泣きたくなってしまうことが多くて、大好きな水や川さえこわくなってしまったマオ
最近ヤーくんに手伝ってもらって初めてセミを捕まえたり、ごっこ遊びがだんだん楽しくなってきたところでした。
今日はお母さんが当番だったのに、ずっと離れて遊んでいたね。


 年少さんたちの盛り上がりに、小さい子たちがいつの間にかいなくなったので、せっかくだから声かけてみました。
「はいは~い、年少さん並んで~ウタちゃんも。一緒に滑ってみようよ。競争だよ。よ~いどん!」
普段めいめい自由に遊んでいるので、時に一斉で同じことをするのが楽しいのですね。嬉々として滑り込み始めました。
何度も何度もリクエストされて、くりかえしくりかえし滑り込み。今年の年少さんもついにやれるようになったのだなあと感慨深い思いでした。

そのうち誰かの「カッパみたい~」という声が聞こえたので、私がクズの葉っぱを採ってきて、頭に乗せてあげると5~6匹のカッパたちが怖い顔して素晴らしいポーズを見せてくれましたよ(笑)。

 たっぷり遊んで、お弁当を食べた後、ウォータースライダーに向かったのは小さい子たち。年少さんたちの滑り込みをしっかり見ていたのですね。
ソウくん、ホタ、ダイちゃんも滑り込みをマネして、なんとぺんぺんではなかなか水遊びしないケイちゃんまで滑り込んだそうです。
そしてアイくんも1回だけ。ちゃんと育ち合っていますね。

(ミエコさんの「今日の様子」より抜粋)

2015年9月7日月曜日

夏の終わり...蝉ごっこ

この日はいつもと違う公園へ
大きい砂場があってひらけてる公園なので
子どもたちものびのび楽しそう

ここはうちの近所で息子が歩き始めの頃
毎日行っていた公園

その公園にぺんぺんメンバーと来るとは...
ちょっぴりくすぐったい気分から
スタートした当番でした


普段の公園には砂場がないので
みんな一目散に砂場へ
前日の雨のおかげで砂はいい感じにしっとり

大きいお山を作って川~


川のお水もみんなで運ぶ
こぼれないようにスコップでサポート
優しい気持ちも育ってます


大きいお山を作って嬉しそう
水を流す度に崩れちゃうんだけど
それもまた楽しみの一つ

そのうち誰がが「セミだー」と
ミーンミーン♫と鳴き出して蝉ごっこ

そのうち追いかけっこになったり
蝉ごっこは継続中だったり.... 

遊び方は無限大
そして遊び方を考えるのはいつも子どもたち
大人じゃ考えつかないような遊びをする

きっと子どもたちは
まっさらで固定観念もなく
いい意味で自由だから
大人じゃ考えつかないような遊びをする

ぺんぺんの子たちと遊んでると
凝り固まった大人の考えが
ゆっくりほどけていくような気がします



蝉ごっこから蝉採りに変わったカノジョ
何か素敵な物を見つけなのかな?
ハッとした表情にドキッとしました 

帰る前は作ったお山をみんなで崩す!!
楽しいよねー

そんな中手前の小さいお山を
崩すして満足してたカレ
いつもみんなの少し離れてるとこで遊ぶタイプで
ココでもそうかーとほっこり
カレの笑顔はみんなを幸せにしてくれます 

みんなでドロドロになった手と足を洗って整列~
手遊びして洗い終わるのを待っています

この後、年少組と小さい子組で
手を繋いでみんなで外の道を歩きました

ちゃんと手を繋いで移動出来て
成長を感じますねー

私の息子も年少組に進級したら
どんな成長をするのか
今からドキドキ楽しみです


(マキ)



2015年9月4日金曜日

食欲の秋

この日も雨まじりの活動日
台風が来てるみたいですねー

そんな日は火が使える場所で
焼き芋とお月見団子~

焼き芋をやり始めると
あ~夏も終わりなのか...とヒシヒシと感じます

夏が大ッキライな私ですが
ぺんぺんの仲間入りをして
初めて夏が終わるの寂しいなぁと思いました

ぺんぺんで過す夏は楽しかったなー

走り回る子たちもいたけど
工作が始まったら集まってきた~
保育士ミエコさんの思惑とは違う方向に向かい
みんなが時計を作り出した~

実はキャンプで親主催の七匹の子ヤギの
ぶっつけ本番劇をやりまして...

子どもたちはよく見てますねー
あっという間に子どもたちによる
七匹の子ヤギが始まり~始まり~

逃げる子どもたち

このわくわくしてる顔...たまりません
ミエコさんが狼役になって食べちゃうぞー
子どもたちは
「手を見せてー」
「足も見せてー」
「顔も白くないとダメ」など
要求がエスカレート!笑

最終的に狼のお腹を切って
石を詰めるとこまで再現してました

劇の次は追いかけっこ~
全力で追いかけたら
すぐに息が上がって私はギブアップ!
子どもたち元気だなぁ...

さっき笑ってたのに喧嘩してもう泣いてる
いっぱい泣いて悔しい気持ちも
痛かった事も嫌だったことも心の栄養

もちろん楽しい気持ちもね
そんな気持ちがぺんぺんで育ってくれる事が
何よりも嬉しいと思います

子どもたちが遊んでる間
お月見団子はちゃくちゃくと焼けてます~

待ちきれないーと群がる子どもたち

待ち時間は工作もして
前半に作った時計はお月様に早変わり~
みんなで歌ってお供えもして
みんなで食べよう!となったら.....
一瞬でなくなりました!笑

他にも焼き芋や焼きリンゴなど
色々持ち寄ってみんなで食べる

幸せですねー

この日お母さんと離れるのが寂しくて
ちょっと泣いちゃったけーちゃん

いっぱい遊んでお団子食べようと
こっそり約束したらずっと一緒にいてくれました

息子だと離れて遊びなよーと思うのに
他の子どもたちだと嬉しい気持ちになり
この子達にとって
第二の母、第三の母になれたら幸せだなぁ
一緒に成長出来たらいいなぁと思えた1日でした


(マキ)





2015年9月2日水曜日

雨上がりの川遊び


園舎のないぺんぺんぐさ、日々の活動もお天気によって場所を考えます。
ここ数日のころころ変わるお天気には、頭を抱えたりもするのですが…
この日も、天気予報とにらめっこしつつ、遠出でよく行く場所へ遊びに行きました。
ミエコさんの「今日の様子」より抜粋します。

ーー小雨降る中、いつもの川に寄ってみると、コブシの実やシャボンの実もあって、つい遊んでいるうち雨がやんで、お昼にはすっかり青空になりました。雨上りの光が透明感あって眩しく輝き、雨に濡れた草たちが青々と光って、かえって心地のいい一日となりました。

 まず、コブシの実。コブだらけのサヤから顔を覗かせている赤い実をやさしくひっぱると、白い糸が伸びて、ブランブランとぶら下がるのです。
みんな真剣に見ていて、特にバスの中でツヅと「パン食い競争したいね~」と話していたので、「パン食い競争みたいだね~よ~いどん!」と言ってみると、本当にマオとヒバが口を開けて食べてしまいそうになって、笑ってしまいました。

 いろんな実やお花を集めて、川辺に土が流されてたまったところでおうちごっこすることにしました。白いきれいな石を見つけて「ヘビの宝物にちがいない」とツヅとユヅが言うので、土の中に隠すことに。その横にお料理を並べ始めると、マオが「ねえ~見て~畑の野菜採ってるの~」と得意気。雨で土が柔らかくなっていて、草を採りやすくなっていたのでした。 
ユヅもツヅも、川に入る階段をよっしーと作っていたヒナタ・ヤーくん・オウちゃん・シュンちゃんも、次々野菜を採っては川で洗って持ってきてくれました。
その横で、せっせと土を掘り始めたカイト・ヒバ・ヤーくん・オーちゃん。丸太橋のような簡単な木の橋の端っこを覆った土を掘っていたのですが、橋の端が朽ち始めていて、「わあ~これ橋じゃない?橋が掘れるよ~」と驚いた声。次いでヒバが「こっちの橋は掘れるかな~あれ?こっちは掘れない。堅いよ~」とまじめ顔で橋のど真ん中をスコップで掘り始めて笑ってしまいました。大人には笑ってしまうことかもしれないけれど、小さな発見を自分の手で確かめることはすごく貴重な経験だと思います。

 カイトとよっしーが上流から捕ってきた特大のザリガニを捕ってきて、一時大騒ぎ。みんなザリガニを取り囲んで代わる代わる見入っていて、だんだん大人しくなってきたら、なんとツヅとマオが手で掴んでいました!
 
 そんなザリガニ騒ぎも、みんながお弁当を食べ始めても、目もくれずにひたすらエビ取りをしていたのは、ヒナタ。「わああ〜〜〜〜ウジャウジャ〜」「わあああ〜〜〜〜大きいよ〜」「ヒナタ、がんばる!エビいっぱい捕る」と叫びながら延々捕り続け、私は袋を開けて持つ「お付きの人」と化していました(笑)。ワタルくんとトカゲを捕ろうとしてケンカになりそうになったり、帰りのバスではワタルくんとじゃれ合いすぎて何度も注意されたり、絶好調のヒナタ、素敵でしたよ。
ーーミエコさんの「今日の様子」より

雨とか、雨上がりって、子どもたちがまた本当に楽しそうに遊ぶんですよね〜。水たまりとか地面のヌチャヌチャとか、そんな天気ならではの遊びがあって、この日みたいに雨上がりのキラキラの景色に巡りあえたり、 大人の私にとっても、まだまだ身近にある小さな発見に驚いたり感動する日々です。
それにしても、あんなに虫にドキドキしていたマオがザリガニ掴んじゃったとは!!すごいな〜!

                     (タカコ)